りあん日記
ヨガインストラクター×ベジタりあん管理栄養士の奮闘記
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適応力を高める自然療法:アダプトゲンでストレス管理

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最近聞かれるようになった、アダプトゲン。

アダプトゲンは、体のストレス耐性を高め、心身のバランスを取り戻すのに役立つ植物です。

これらの植物がストレスへの対応を手助けしてくれ、免疫システムをサポートしてくへます。
代表的なものにアシュワガンダ、高麗人参、五味子、冬虫夏草、ターメリック、甘草、霊芝やチャーガなどがあります。

チャーガや霊芝などは菜食主義者に不足しがちなビタミンDも含まれています。

まだあまりメジャーではありませんが、私自身が使用してかなり助けられています。

魅力的なアダプトゲンについて、ちょっと奮発して買った廃盤の本
アダプトゲン ーストレス「適応力」を高めるハーブと生薬ー
デイビット・ウィンストン スティーブン・メイム著
熊谷千津 法眼信子 訳 フレグランスジャーナル社の一冊からをメインにお伝えしていきます。

どんどん情報が出てくるので、適宜アップデートしていきますね。



アダプトゲンとは何か?

アダプトゲンとは何なのかをまとめてみました。

アダプトゲンの定義

アダプトゲンは
「物理的、科学的、あるいは生物的な側面からの有害なストレッサーに対抗するため、身体の非特異性的抵抗力を高め、ストレス過多の環境に『適応』させることのできる物質」
と定義した。1947年ニコライ・アザレフ博士

1.非毒性
2.体内における非特異的な反応によって、物理的、科学的、あるいは生物的、複合的なストレッサーに対して抵抗力を高める
3.ストレッサーによる身体の偏りを清浄かさせる働きがある
1968年 イスラエル・ブレクマン博士、I.V.ダルティモフ医師

とあります。

アダプトゲンは天然物でありながら、ストレス適応力を高め、代謝機能を高め、身体のバランスを回復させてくれる。
また、物理的、生物的、感情的、環境的な側面からの急性・慢性ストレスに対する抵抗力を高め、ホルモンバランスと免疫機能を調整してくれます。

アダプトゲンが注目される理由

アダプトゲンは自然由来、非毒性とされています。
毎日摂取しても大丈夫で依存性はありません。
そのため安心して摂取することができます。

アダプトゲンの基本的な効果

アダプトゲンに含まれる様々な有効成分が、複数の代謝経路を通じて、神経内分泌系および免疫系を活性化させると考えられています。
脳、神経、内分泌腺(下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、胸腺、松果腺、膵臓、卵巣、精巣)および免疫系に作用し、その機能を再調整して、正常化し、活性化する。
P29

体内に備わった恒常性維持機能(ホメオスタシス)を高めてくれ、ストレスを受けた体を正常化するよう助けてくれる。

亢進したシステムは鎮静させ、低下したシステムは活性化させて、正常にしてくれるのです。

なんだかCBDみたいですね。CBDってどうなの?使い続けた効果とメリットを紹介。

アダプトゲンの種類と例

アシュワガンダ、甘茶蔓、アムラ、エゾウコギ、黄耆(おうぎ)、何首鳥(かしゅう)、甘草、枸杞子、グドゥチ、紅景天、五味子(ごみし)、シャタバリ、シラジット、西洋人参、太子参(たいしじん)、朝鮮人参、党参(とうじん)、冬虫夏草、ホーリーバジル、ラポンティカム、霊芝、ロディオラ(イワベンケイ)

が挙げられています。

あまりその辺に生えているものではないですね。
ホーリーバジルについては、クリシュナ神を崇拝している私の家に居ます。
大事な子です。

アダプトゲンと他のサプリメントの違い

アダプトゲンは非毒性です。
通常、副作用がありません
なので毎日摂取しても大丈夫。
そして、双方向に働きます。

イメージとしては、血圧をあげる効果も下げる効果もある。というような、感じです。

多くのハーブはアダプトゲンのような作用は持つが、真のアダプトゲンではない、とのこと。

アダプトゲンについてまとめました。

アシュワガンダ

学名: Withania somnifera
科名: ナス科
産地: インド、中東、アフリカ
使用部位: 根 果実
主成分: ウィタノリド、アルカロイド、サポニン
効能: 抗ストレス、免疫強化、抗炎症、抗酸化 健康と活力の維持
インド人参、ウィンターチェリーとも呼ばれている。

甘茶蔓(ジャオグラン)

学名: Gynostemma pentaphyllum
科名: ウリ科
産地: 中国、日本、東南アジア
使用部位: 葉
主成分: ジンセノサイド、フラボノイド、サポニン
効能: 抗酸化、免疫調整、血糖調整

アムラ(インディアン・グースベリー)

学名: Emblica officinalis / Phyllanthus emblica
科名: トウダイグサ科
産地: インド、東南アジア
使用部位: 果実
主成分: ビタミンC、ポリフェノール、タンニン
効能: 抗酸化、免疫強化、抗炎症

エゾウコギ

学名: Eleutherococcus senticosus
科名: ウコギ科
産地: 中国、ロシア、日本
使用部位: 根、茎
主成分: エレウテロサイド、サポニン
効能: 抗ストレス、疲労回復、免疫強化

黄耆(おうぎ)

学名: Astragalus membranaceus
科名: マメ科
産地: 中国、モンゴル
使用部位: 根
主成分: アストラガロシド、フラボノイド、サポニン
効能: 免疫強化、抗炎症、疲労回復

何首鳥(かしゅう)

学名: Polygonum multiflorum
科名: タデ科
産地: 中国、台湾、日本
使用部位: 根
主成分: フォチン酸、レセルピン、アントラキノン
効能: 抗酸化、抗老化、血行促進

甘草

学名: Glycyrrhiza glabra
科名: マメ科
産地: 地中海地方、中国、ロシア
使用部位: 根
主成分: グリチルリチン酸、フラボノイド
効能: 抗炎症、肝臓保護、免疫強化

枸杞子(クコの実)

学名: Lycium barbarum
科名: ナス科
産地: 中国、日本、韓国
使用部位: 果実
主成分: ポリサッカライド、カロテノイド、ビタミン
効能: 免疫強化、抗酸化、抗老化

グドゥチ

学名: Tinospora cordifolia
科名: ツヅラフジ科
産地: インド、スリランカ
使用部位: 茎、葉
主成分: アルカロイド、ジテルペノイド
効能: 抗炎症、免疫調整、抗酸化

紅景天(こうけいてん、ロディオラ)

学名: Rhodiola rosea
科名: ベンケイソウ科
産地: シベリア、チベット、中国北部
使用部位: 根
主成分: ロジン、サリドロシド、フラボノイド
効能: 抗ストレス、抗酸化、疲労回復

五味子(ごみし)

学名: Schisandra chinensis
科名: マツブサ科
産地: 中国、ロシア、韓国
使用部位: 果実
主成分: シザンドリン、リグナン
効能: 抗酸化、肝臓保護、ストレス軽減

シャタバリ

学名: Asparagus racemosus
科名: ユリ科
産地: インド、ネパール、スリランカ
使用部位: 根
主成分: サポニン、アルカロイド
効能: ホルモン調整、抗炎症、免疫強化

シラジット

学名: 固定の植物学名はなく、山岳由来の物質
科名: –
産地: ヒマラヤ、チベット、ネパール
使用部位: 樹脂状の物質
主成分: フルボ酸、ミネラル
効能: 抗炎症、抗酸化、エネルギー増強

西洋人参(アメリカンジンセン)

学名: Panax quinquefolius
科名: ウコギ科
産地: 北アメリカ
使用部位: 根
主成分: ジンセノサイド
効能: 抗ストレス、免疫強化、血糖調整

太子参(たいしじん)

学名: Pseudostellaria heterophylla
科名: ナデシコ科
産地: 中国
使用部位: 根
主成分: サポニン、ポリサッカライド
効能: 疲労回復、免疫調整

朝鮮人参

学名: Panax ginseng
科名: ウコギ科
産地: 韓国、中国
使用部位: 根
主成分: ジンセノサイド、フラボノイド
効能: 抗酸化、疲労回復、血行促進

党参(とうじん)

学名: Codonopsis pilosula
科名: キキョウ科
産地: 中国、日本
使用部位: 根
主成分: サポニン、ポリサッカライド
効能: 免疫調整、疲労回復

冬虫夏草

学名: Cordyceps sinensis
科名: バッカクキン科
産地: チベット、中国
使用部位: 子実体
主成分: コルジセピン、β-グルカン
効能: 免疫強化、抗炎症、疲労回復
この冬虫夏草については『虫を食べた菌(きのこ)』とのことで
ヴィーガンの人もOKなのだとか…
別の製法で作られたものもあるとのことです。

ホーリーバジル

学名: Ocimum sanctum
科名: シソ科
産地: インド、東南アジア
使用部位: 葉、茎
主成分: ウルソール酸、オイゲノール
効能: 抗酸化、抗炎症、ストレス軽減

ラポンティカム

学名: Rhaponticum carthamoides
科名: キク科
産地: ロシア、中央アジア
使用部位: 根
主成分: エクジステロン、フラボノイド
効能: 抗酸化、疲労回復、筋力強化

霊芝(れいし)

学名: Ganoderma lucidum
科名: サルノコシカケ科
産地: 中国、日本、韓国
使用部位: 子実体
主成分: トリテルペノイド、β-グルカン
効能: 免疫強化、抗酸化、抗炎症

ロディオラ(イワベンケイ)

学名: Rhodiola rosea
科名: ベンケイソウ科
産地: シベリア東部の高山、日本本州中部地方の山々
使用部位: 根
主成分: ロジン、サリドロシド
効能: 抗ストレス、疲労回復、抗酸化、集中力の向上

どこで買えるの?

日本では手に入らないものも多いです。
ホーリーバジルや冬虫夏草、朝鮮人参などはAmazon、楽天でも買えます。
漢方のお店にもありますね。
一般のドラッグストアなどでは難しいと思います。
ロディオラはAmazonや楽天市場でも売られていて、時々購入しています。

だって次の日に届くのですもの!


また、インドのアーユルヴェーダのハーブを取り扱っているお店にも
一部取り扱いがあります。

わたしはロディオラCBD
を購入する時にはこちらのロディオラも一緒に高品質のCBDを低価格でお届けするNaturecan(ネイチャーカン)
さんで購入しています。

時々すごいセールがあったりして、見るのも楽しいです。
ついついほしいものが増えてしまうのが難点ですが
ほかの記事でも記載していたバームもおすすめです。

またアシュワガンダやグドゥチなどは
ネイチャーカンフィットネス
さんで購入することが多いです。
また、インドに行った友人から買ってきてもらいます。



実際取り入れている私の感想、実感。

わたしは日頃、ロディオラ、ホーリーバジル、霊芝、アシュワガンダを普段常備して摂取しています。
ロディオラ、ホーリーバジルはシャキッと働きたい時。
ブレインフォグのようなぼんやり感が晴れる気がします。

特にロディオラ
は、集中したいときにおススメです。

霊芝は疲れたとき、霊芝コーヒーとしてビタミンDの補給を兼ねて
アシュワガンダはとても疲れている時に夜飲みます。
すごく疲れている時、眠れなくて困ることがあるからです。

CBDも使用しますが、また体感が違います。

不安感を感じるときに、アシュワガンダ、ホーリーバジルのお茶やサプリを取り入れます。

疲労感満載の体にこのアシュワガンダは効果的です。
次の日の朝が違います。

ネイチャーカンフィットネスさんのアシュワガンダはこちら
アシュワガンダ

海外発送とのことで通常の発送より少し時間はかかりますが
ヴィーガン対応だったりして飲んでみると胃腸にも優しい感覚がわかると思います。

アシュワガンダはネイチャーカンフィットネスさんでの購入となりますのでご注意ください。

個人的にですが、ロディオラ×CBDを使うことが日常とても多いです。
手放せません。
仕事をストレスを少なく早く正確にやりたいときには
絶対ロディオラ×CBDだと思っています。

まとめ

最近あちこちで聞くようになったアダプトゲン
まだ知らないことがたくさんあります。
少しずつ試してアップデートしていきますので
またチェックしてみてください!

それでは、また!