カリ・ユガが終わった？ヴェーダ聖典からまとめてみました。

先日、カリユガが終わりました。

という記事と動画を見ました。

2024年の１月２１日に冥王星が約２４０年ぶりに水瓶座に入ったからでしょうか。

ですが、私のヴェーダ聖典の学び上、カリ・ユガは終わっていません！

至上主の化身『カルキ』が現れていないし、人の寿命は100年、盗みや人をだます性質がある現在。

カリユガの終わる兆候すらありません。

自分がグルデーヴァから学んだメモ、ヴェーダの聖典や海外のヴェーダ文献を分かりやすく解説した方のサイトなどからまとめてみました。

チェックしてみてください。

リンク

Contents

カリユガとは何？
４つの時代・４つのユガについて
カリ・ユガはいつ終わるのか
- カルキとは誰？
カリ・ユガの過ごし方

カリユガとは何？

カリユガとは、『カリ(कलि)』のユガ、ユガ(युग)とは時代のことです。
カリという文字にはそのまま、争い、闘争、不和、負け死ぬなどの意味があります。

戦争と紛争に満ちた時代です。

暗闇、無知、嘘、物質主義、混乱、破壊、汚染、物質的なものへの集中。
精神的には、人々が神からどんどん遠ざかっていっていると言われています。
カリユガは、インド哲学において循環するとされる四つの時代、ユガの中で最後の時代です。

四季が1年を構成するのと同じように、
これら4つの時代を合わせて１つの完全なユガサイクルを構成します。
1,000 ユガサイクルは、カルパとしても知られるブラフマーの1日に相当します。

４つの時代・４つのユガについて

ユガは、４つの時代サティヤ・ユガ(クリタ・ユガ)、トレーター・ユガ、ドヴァーパラ・ユガ、そしてカリ・ユガという順番で繰り返されると言われています。
それぞれの期間では、法や徳、知恵、知識、知力、寿命、感情や肉体の強さが徐々に低下していくとされます。

サティヤ・ユガ

クリタユガとしても知られる、これは真実、美徳、正義の時代です。
サティアユガ:これはチャトゥールユガの最初の時代です。
この時期、地球上の住民はヨガに熟達しているため、瞑想的な洞察力と神秘的な能力に恵まれています。
人類に定められた義務は、瞑想的なトランス状態です。
サティヤユガは172 万 8 千年続きます。

トレーター・ユガ

人類の時代であり、霊性はサッティヤユガの 4 分の 1 の低下しています。
ドヴァパラユガの間、地球上の人々はスピリチュアルな探求への集中力をいくらか失っています。
その結果、ヴィヤーサはヴェーダとヴァルナシュラマの制度を再導入します。人類に定められた義務は非暴力の犠牲です。ドヴァパラユガは129 万 6 千年続きます。

ドヴァパラユガ

この時代では、霊性は低下し続けており、美徳と罪が同等に現れます。
人類がいくぶん劣化していると見られます。
窃盗、指導者による大衆の搾取、戦争、その他の形態の紛争がより一般的に見られるようになりました。
しかし、人間は依然としてヴェーダに通じており、神の意識のプロセスは依然として世俗的な事柄の中心となっています。
トレーター・ユガにおいて人類に定められた義務は、神への崇拝です。
トレーター・ユガは864,000 年間続きます。

カリ・ユガ

紛争の時代、カリユガは 4 分の 1 が美徳、4 分の 3 が罪であると説明されています。
人間の平均身長は3.5キュービット、平均寿命は100年になるとされています。
人類間の広範な紛争と暴力が特徴です。
宗教と道徳は事実上消滅し、代わりに偽善と欺瞞が受け入れられ、賞賛されています。
常に人々の心が乱されています。

聖者の中の聖者よ。このカリ時代の人々は短命、短気、怠惰で知性が無く不運で、いつも心が乱されています。
（SB1-1-10）

主クリシュナが宗教(ダルマ)と知識(ギャーナ)を伴ってみずからの住処に戻られた後、
カリ時代の人々は無知の暗闇のために視力を失った。（SB1-3-43）

「カリ・ユガ（争いと偽善に満ちた現代）には、宗教、誠実さ、
清潔さ、慈悲心、寿命、体力、記憶が衰退する。（SB12-2-1）」

人類に定められた義務は神の御名を唱えること。

ナーマ・サンキールタンを勧められています。